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コンセプト資料とリファレンスが並ぶMoongateスタジオの内観

ムーンゲートの考え方

デザインの前に、
どう考えるか。

Moongateがすべてのプロジェクトにどう向き合うか。仕事の背後にある考え方と、実現のあらゆる段階で守り抜く基準。

01
プロジェクト哲学

私たちは、インパクトのためにデザインします。
ただ場所を埋めるためではなく。

すべてのプロジェクトは、ひとつの問いから始まります。人に何を感じてほしいのか。何を見せたいかではなく、何を感じてほしいのか。この違いが、最初のコンセプトから最終確認まで、私たちのあらゆる判断を導きます。

Moongateは、クリエイティブ戦略と実空間の交差点で仕事をしています。テーマパーク、文化施設、ホスピタリティブランド、エンターテインメント企業のための空間。そこでは、利用者の体験の道筋が、建築の構造と同じだけ重要です。この2つは切り離せません。私たちも、切り離そうとはしません。

私たちのプロジェクトは、鉛筆からではなく、ブリーフの先を見据えたブリーフから始まります。発注する関係者だけでなく、実際にその空間を歩く人々にとっての成功とは何か。それを言葉にするところまで、クライアントとともに踏み込みます。この視点の転換こそが、私たちのプロセスの出発点です。

「問うべきは、どう見えるかではありません。訪れた瞬間に、何を感じさせるかです。」

スタジオでプロジェクトのコンセプトレビューを行うMoongateのチーム

制作レビュー(Moongateスタジオ)

素材サンプルや資料、コンセプトボードが机に並ぶMoongateスタジオのワークスペース

ワークスペースの素材と資料

02
戦略のフレームワーク

創造性の前に、明快さを。

私たちは、見た目から始めません。まず、クライアントの事業の実情、エンドユーザーの期待、市場の文化的背景、そして実現可能性を左右する運営上の制約を理解することから始めます。

ここは、多くのデザインスタジオが飛ばしてしまう工程です。採算を理解する前に、ムードボードに手を伸ばすのです。私たちは、その逆を行きます。私たちのクリエイティブがより野心的でいられるのは、すべてが現実に根ざしているから。予算が許すこと、運営者が回せること、ブランドが偽りなく語れること。その土台の上に立っているからこそです。

米国とアジア太平洋にまたがって仕事をしてきて、単一市場のスタジオでは学びにくいことを実感しました。文脈が、すべてを変えるということです。ロサンゼルスの観客に響く没入体験と、ソウルや東京に向けた体験とでは、心の動かし方がまったく違います。私たちは、画一的なテンプレートを当てはめません。まず受け手を理解し、そのうえでデザインします。

進行中のプロセス(Moongateスタジオ)

i
提案の前に、理解する

私たちは、デザインソフトを開く前に、クライアントの事業と真剣に向き合う時間を取ります。収益モデル、運営体制、人員体制。これらは後回しの事項ではなく、デザインの与件です。

ii
文化への精通は、欠かせない

私たちがつくるものの多くは、生身の人が体験します。私たちは、観客が何を求めているかを知っています。外から彼らのためにデザインするのではなく、はじめから彼らの視点に立ってデザインします。

iii
ブリーフは、出発点にすぎない

私たちは、ブリーフを真剣に受け止め、そのうえで、その先へと踏み込みます。私たちの仕事は、指示を実行することではなく、クライアントが本当に必要としているものを見つけ出すことです。それは時に、依頼された内容とは異なります。

03
実現の基準

野心を、
実行の規律で。

最も重要なクリエイティブの制約は、現実です。制限としてではなく、規律として。予算がいくらで、スケジュールが何を求め、運営チームが実際に何を維持できるのか。それを正確に知っていれば、空想を描くことをやめ、意図したとおりに建てられ、運営され、体験されるものをデザインできるようになります。

野心は大きく、余裕は薄い。そんなプロジェクトを、私たちはいくつも経験してきました。限られた条件でより多くを実現し、しかもそれを感じさせない術を学んできました。訪れる人が制約に出会うことがあってはなりません。出会うべきは、仕事の背後にある意図だけです。

SketchUpのモデルから、素材の仕様、日本と韓国での業者との調整まで。こうした技術的な仕事は、クリエイティブの仕事と別のものではありません。同じ仕事です。空間のレンダリングと現場の確認は、同じ週に、同じチームが行います。この一体性こそが、品質の源です。

プロジェクトの実現フェーズで製作図面とディテールを確認するMoongateのチーム

実現フェーズのプロダクションレビュー

「訪れる人は、制約に出会うべきではありません。出会うべきは、意図だけです。」

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